こんにちは、池袋東口託児所「つながり」、保育士の柚木です。
今回の記事は今まで保育士として子ども達に読んであげた絵本の中から皆様にオススメしたい絵本をご紹介したいと思います。
それでは今回、ご紹介したい絵本はこちらです。
「ミッケ!」
作: ジーン・マルゾーロ
絵: ウォルター・ウィック
訳: 糸井 重里
出版社: 小学館
定価: 1360円+税
絵本紹介
今回ご紹介する「ミッケ!」という絵本、この絵本は表紙にかくれんぼ絵本と書かれている通り写真の中からいろいろな物を探す絵本です。
昔から同じような絵本はありましたが、この絵本は身近にある物、または誰でも理解しやすいものを使っているので「○○を探して」と言われて理解がしやすく探すものを想像しやすくなっているように感じました。
そしてこの絵本には普通の絵本にあるようなストーリーといったものは特にないので必ずしも最初から読まないといけないわけではなく、好きなページから初めて飽きたら好きな時にやめられる手軽さも気軽に読めるのでオススメの絵本です。
見どころ
この絵本の見どころは何と言っても探す楽しさを感じられるところです。
また、絵本に初めから何を探すのか書いてありますが、それ以外にもたくさんの物があるので「○○を探して」と読んでいる人がアレンジして楽しめるのも良い点です。
見つからないからと一つの物にこだわるのではなくドンドン次に進めて行って、ふとした時に見返してみるとあれだけ見つからなかったものが簡単に見つかったりすることもあって何度でも読み返したくなる絵本です。
そして、絵本でありながらこれといってストーリーといったものは無いので自然と子どもと会話をしながら進めていくことになり、子どもとのコミュニケーションのツールとしても良いものだと思います。
この絵本は何度も何度も読み返して探す楽しさ、一人でじっくり集中する楽しさ、大人や子どもが集まってみんなで見る楽しさと一つの絵本でありながらいくつもの楽しみ方ができるそんな絵本ですね。
読んであげてみて
この絵本は隠れたものを探す絵本なので大人数に読み聞かせるという絵本ではありません。
まだ字が読めない子は大人が読んであげて、字が読めるようになってくると一人で読みながら見て、スラスラと読めるとまだ読めない子に読みながら一緒に見て…など子どもの成長にもある程度対応して楽しめるところも子ども達に見せてあげるにはちょうど良い絵本でした。
またこの絵本はシリーズになっていて絵本によってテーマが違っていたりするので子どもが興味を持っている物を見つけやすいと思います。
さて今回は絵本の紹介でしたが、皆様が絵本を選ぶ時の参考に出していただければと思います。