ぶろぐ

子育て<2歳児の成長>No,2

こんにちは、池袋東口託児所「つながり」、保育士の柚木です。

前回に引き続き子育て<2歳児の成長>の続きです。

2回目の今回は2歳児の遊び・食事・トイレトレーニングなどについてまとめました。

 

目次

遊びの変化

2歳になり想像力の発達とともに長期的な記憶ができるようになってくると、積み木などのオモチャを電話に見立てて「もしもし?」と電話するまねをしてみたり、おままごとのオモチャで作った食事を食べるふりをしたり、といった「見立て遊び」「つもり遊び」が盛んになってきます。

そんな子供たちの遊びの中でもいくつか代表的なものをまとめました。

 

砂場遊び

砂場遊びではさらさらした砂、ちょっと湿った砂、水を流した後のドロドロとした砂など、砂の感触を楽しんだり、プリンの空き容器や動物の型に、砂を詰めて型抜きをしたり、山を作って水を流して川やダムを作って遊んだり、いろいろな工夫がみられてきます。

 

お絵かき

お絵かきではこれまでは「なぐり描き」ばかりでしたが、一本線や○が描けるようになってきます。

きれいな○ではなく、おにぎりみたいな形、でこぼこ型など様々ですが、線の始まりと終わりを意識してくっつけることができるようになります。

○が紙に描かれると、「これがママで、こっちがわんわんで…」と、○が人間になったり、動物になったり、何らかの意味を持つことが多くなってきます。

また、自分の気持ちを言葉で上手に表現できない子ども達は、お絵描きの中に自分の気持ちを表す場合もあります。

 

指先遊び

ちぎったり、貼ったりと指先を動かすことは、子どもの発育にもとても大事なことで、指先を使うと集中力も自然とついてきます。

この時期の子ども達は、道具を使ったり、細かい作業をすることに興味があるので、貼ったりはがせたりできるシール遊び、ひも通し遊び用の大きなビーズを使ってネックレスやベルト作り、色紙をちぎって画用紙に貼るなどの遊びに夢中になります。

 

絵本

絵本のような少し長いお話も集中して聞いていられるようになります。

絵本を読んであげることは、お話の世界を一緒に楽しむだけでなく、子どもが親のぬくもりを感じ、安心できる一時でもあります。

なのでお子さんから絵本を読んでとお願いされたときはできるだけ受け入れてあげましょう。

この時期のお子さんの特徴として、同じ絵本を「もう1回、もう1回」と何度もせがむことがありますが、同じ本でもお子さんが読んで欲しいとリクエストしているのなら、納得するまで何度でも読んであげてください。

ただし、2歳児が絵本に集中できるのは、せいぜい10分~15分程です。

様子を見て、絵本に集中できていないようなら他の絵本や違う遊びに誘ってみてあげてください。

 

一人から集団へ

成長により周囲への関心を持ちはじめると、遊びがひとり遊びから他の子と関わりながらの遊びへと変わっていきます。

①ひとり遊び → ②傍観遊び → ③並行遊び → ④連合遊び → ⑤協同遊び

このように遊びが変化していきますが、それぞれの遊びは以下の通りです。

①ひとり遊び

他の子どもとは関わらず、ひとりで遊ぶ状態です。

②傍観遊び

他の子ども、もしくは他の子どもの遊びに関心を持ち始める状態です。

じっと見たり、言葉をかけたりしますが、積極的に遊びに加わろうとはしません。

③並行遊び

他の子どもの遊びを見て興味を持ち、自分もそれをやり始める状態です。

同じ場所で同じ遊びをしていても、一緒に遊んでいるわけではなく、お互いに関係なく遊びます。

独り言が目立つのが時期でもあります。

④連合遊び

一緒に同じように遊んでいる状態です。

並行遊びとは違い、個々に遊んでいるのではなく、他の子どもと関わりながら遊ぼうとします。

ただ、役割分担までははっきりしていません。

⑤協同遊び

組織的遊びとも言われています。

共通の目的や目標に向かい、仲間が組織され役割分担が発生します。

知恵や力を合わせようとします。

 

この中で2歳児になるとひとり遊び~並行遊びが見られるようになります。

協同遊びは4歳以降で見られる遊びです。

 

2歳児の食事

個人差はありますが、2歳後半から3歳ぐらいまでに乳歯がおおよそ生え揃い、食事は離乳食が完了し、幼児食がしっかり食べられるようになります。

2歳頃までには、おっぱいを卒業している子も多くなるでしょう。

ある程度大きな食材・固い食材も、しっかり噛んで食べられるようになりますが、虫歯にはよりいっそうの注意が必要になってきます。

色々なものが食べられるようになる一方で、自我の発達にともなって、好き嫌いが出てくる子もいます。

食材や味に慣れていない部分もまだありますので、少しずつ慣らしていきましょう。

また、食事ではスプーンやフォークを使って食べますが、まだ手掴みで食べてしまう事もあります。

テーブルや食器、床などが汚れるため保護者にとっては困ったことかもしれませんが、子どもの食べる意欲と食べ方を学ぶためには、とても重要なことです。

食事の基本は、「身体を作る」「栄養を摂る」ことはもちろん、「楽しく食べること」も大切なことです。

スプーンやフォークの使い方、食べ方の指導、注意ばかりにならないように、気をつけましょう。

 

トイレトレーニングのスタート

2歳になり体の成長にともない膀胱も大きくなってくると、尿を2時間程度溜めておけるようになります。

また、尿が溜まった感覚や出た感覚がわかるようになるため、「おしっこでた!」など教えてくれるようにもなってきます。

2歳後半になってくるとちょっとの間我慢することもできるようになるため、この頃にトイレトレーニングを開始する保護者も増えてくるのではないでしょう。

【トイレトレーニングのスタートの目安】
・おしっこの間隔が空いてくる
・ひとりで歩ける
・簡単な問いかけに言葉で答えられる
・「〇〇取って」などの簡単な指示が理解できる
・おしっこやうんちなどの言葉がわかる
・排泄した感覚が自分でわかる

 

今まで、おしっこやうんちがしたくなるとカーテンの隅などでもぞもぞしていた子も、自分から「うんち!」「おしっこ、でた!」と、だんだん言葉で伝えてくれるようになってくる時期です。

うんちやおしっこが出る前に教えるようになる子も出てきますが、個人差が大きいので、無理せずその子のペースに合わせるようにしましょう。

ただ表現の方法はいろいろで、オムツに出ているのがわかっていても「でてない」「ちがう」と、わざと反対のことを言う子もいます。

朝起きる時間、食事の時間、夜寝る時間などの生活リズムを一定にして、毎朝、食事の後、寝る前にトイレに行くようにしたら、スムーズにオムツが取れたという子どももいます。

まだ日常のオムツが外れなくてもうんちの時間がだいたい決まり、トイレでうんちをするようになれば大分楽になります。

トイレトレーニングの前に、生活リズムを整えるようにしてみましょう。

またトイレトレーニングは子どもの心と身体の成長が十分であればスムーズに進むことが多いですが、心と身体がまだその段階まで成長する前だと中々進める事ができません。

そのような状況だと子どもも大人もストレスになってしまいます。

トイレトレーニングの心構えとしては「怒らない、焦らない、イライラしない」ことです。

出来なかったら今は諦めてまた今度やってみようぐらいの心構えで十分です。

無理に進めようとするのは大人の都合ですので、子どもの心身の成長と向き合って進めていきましょう。

さらに夜のおねしょがなくなるにはもっと身体の成長が必要です。

夜におしっこが出なくなるには、昼間のトイレトレーニングとは別に、長くおしっこを溜められるように身体の発達が必要で、具体的には、

1. 朝までのおしっこを溜められるくらい、膀胱が大きくなること

2. 夜、熟睡するときに分泌される「抗利尿ホルモン」が働くこと

が必要になります。

抗利尿ホルモンとは、夜の間尿の量を減らし、朝までもつようにする働きのあるホルモンで、十分に分泌されるようになるのは10歳くらいだと言われています。

昼間トイレに行くことができても、夜おねしょをしてしまう場合は、膀胱の大きさが十分でない場合が多いので、その場合は夜だけオムツを使用しましょう。

朝一番でオムツが濡れていない日が続けば、パンツに移行しても大丈夫です。

 

まとめ

今回は2歳になって遊び、食事がどのように変化していき、トイレトレーニングを進めるためにはどうすれがいいのかなどをまとめました。

子どもの成長は単純なものではなくいろいろな細かい所の成長が複雑に絡み合い、影響しあっています。

それを全て理解して考えるという事は非常に大変な事です。

全て理解することも良いですが、要点だけでも押さえておき、必要になったらその都度調べていくなどそれぞれのやりやすいように工夫して子どもの成長に合わせた援助をできるようにしていきましょう。

 

今回の記事はここまでです。

次回は、魔の2歳児といわれる最大の理由、イヤイヤ期について書きていきたいと思います。

-ぶろぐ
-,

© 2020 池袋東口託児所 「つながり」