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子どもの遊びの変化

こんにちは、池袋東口託児所「つながり」、保育士の柚木です。

お子さんが遊んでいる姿を見ているといつの間にこんなことができるようになったの?なんて思う事はありませんか?今までは一人でしか遊んでなかったのに、いつの間にか友達と一緒になって遊べるようになっていたりして、ふとした時にお子さんの成長を実感することはありませんか?

今回はお子さんの成長によって遊びがどう変化しているのか、遊びによってどのような部分が成長しているのかまとめました。

 

子どもの成長と遊びの変化

まずはお子さんの遊びの変化を「心身の発達」と「社会関係」の二つに分けてみていきたいと思います。

心身の発達

感覚運動遊び

1ヶ月~1歳半(6ヶ月~1歳半がピーク)

ガラガラ・オルゴール・ラッパ・いないいないばあなど

遊びを当して赤ちゃんの感覚機能や運動機能の発達を促す。

運動遊び

乳児期~学童期(特に乳児期)

滑り台・鬼ごっこ・ブランコ・三輪車・押し車など

遊びで手足や身体の運動をする遊び

受容遊び

1・2歳~

絵本・テレビ・物語など

受け身になる遊び

構成遊び

1歳~学童期

積み木・粘土・折り紙・お絵かきなど

組み立てたり作り出す遊び

象徴遊び(模倣遊び)

2~5歳(3歳~4歳がピーク)

おままごと・お店屋さんごっこなど

ごっこ遊び、何かに見立てて遊ぶ

社会関係

1人遊び

3ヶ月~2・3歳

他児がいても無関心で1人で遊ぶ

傍観遊び

2~3歳

他児に関心を持ち声をかけたりじっと見ているが加わらない

並行遊び

2~3歳

同じ場所で同じように遊ぶがバラバラに遊ぶ・関わりが無い

連合遊び

3歳~4歳(幼児期)

一緒に遊ぼうとするが自分のやりたいことを主張する・役割分担が無い

協同遊び

4歳~(幼児期終わり~思春期)

ドッチボール・野球・色鬼などルールや役割を決め、共通の目的を持って遊ぶ

 

遊びから学ぶこと

お子さんが遊びながら学び、成長しているのは皆さんお分かりだと思いますが、では具体的にどういったことを学んでいるのか何が出来て何ができていないのかをまとめました。

始めは一人
(感覚運動機能の成長)

乳児期の赤ちゃんはまだまだ身体能力は未発達、この時期の遊びは主に体の感覚や運動機能の発達を促すためのものが主となります。
具体的には手で触って感触を確かめ、触ったことにより手の感覚と動かし方を学び、口に入れて硬い、柔らかい、食べられる、食べられないを覚えていく。
もちろん周りの事など考える事はできないので自分の欲求に従ってやりたいことを満足するまでやろうとして、途中で止められたりすると怒ったり、泣いたりして不満を表します。

一人遊び自体はある程度大きくなってもしていますが、お子さんの年齢や発達によって一人遊びの状況は違います。
乳児では動いたり、意思の疎通が難しいため一人遊びが中心になります。

少し大きくなって2・3歳になるとオモチャは全部自分が使いたいという独占欲と最後まで自分でやり切りたいという達成感が合わさって一人遊びをするようになります。また、まだうまく他のお子さんと一緒に遊べない時も一人遊びが多くなります。

周りが気になる
(周りに関心を持ち始める)

お子さんが成長して周りの状況がわかるようになってくると他のお子さんの遊びや持っているオモチャ、している事が気になるようになってきます。そうすると他のお子さんの様子をじっと見つめて居たり、声をかけたりするようになります。しかし、一緒に遊ぼうとはせず他の子が遊んでいる様子を見ているだけ、傍観遊びの段階になります。

この段階では今まで周りに興味を示さなかったお子さんが、周りに興味を示し始めはしたけれどどうしていいのかわからずに見つめてしまう、というような状態です。

この時周りの大人などが「一緒に遊んでみたら?」など一緒に遊ぶのを勧めてみたりしても、お子さんにまだ一緒に遊ぶことに対して一歩踏み出せないために一緒に遊ぼうとはしません。

関わろうとするけどうまくいかない
(他のお子さんに興味を持って関わりたい心が芽生える)

お子さんが友達に興味を持つようになり次第に一緒に遊びたいと思ってくると次は一緒に遊ぼうと誘ったり自分から加わろうとしてきます。

ですがまだ相手の事を考えて行動するという事は難しく自分の考えばかりを主張してしまいがちです。だから友達とトラブルになってしまう事が多くあります。そしてトラブルはお子さんだけで解決するのは難しく余計にトラブルが大きくなってしまいがちです。

そこで大人が間に入って取り持ったり仲直りの手助けをしてあげる事で友達との関わり方を学んでいくのです。

つまりこのころのお子さんは何でも自分中心に考えてしまうといことです。そんなお子さん同士ではトラブルが絶えませんが、大人の力を借りながら何度も経験していくうちに友達との関わり方を覚え、関係を深めていくのです。

相手の事も考えて遊ぶ
(他のお子さんとの関係を構築し、自分の意見だけでなく他のお子さんの声を聞き入れ、折り合いをつける)

そうしてお子さんが相手の事も考えられるようになると遊びは自分のやりたいことだけではなくそれぞれの役割を考えたり、遊びのルールを守って遊べるようになります。始めは全てのルールが守れなくても次第にルールを覚えて遊べるようになります。

また、ルールを守らないと遊びが破綻してしまいつまらないと考えられるようにもなるので、ルールを守れないとお子さん同士で注意しあうなどお互いに話し合って行動できます。

他にもお子さん同士で話し合いみんなが納得してルールを変更してみるといった行動も見られるようになります。

まとめ

いかがでしょうか、子どもの遊びの段階とはこのような段階を経ています。この遊びの段階を繰り返し、時には戻ってみたりしながら少しずつ成長していきます。
「子どもの遊びは学び」とはよく聞くことですが、遊びでありながらも様々な事を学んでいく機会でもあります。

小さい頃は自分中心で遊んでいたのが、次第に周りに目を向けるようになり、さらに他のお子さんとぶつかり合いながら人との関わり方を学んで行く大切な時期でもあります。
最初はどうしたってうまくいかないのが当たり前ですが周りの助けを借りながら試行錯誤を重ね、そして周りとの関わり方を身に着けていくのです。

この遊びの経験を沢山することでお子さんは心と体を成長せれることができるのです。この経験をうまくできないと周りに関心を持てなかったり、人との関わりがうまくできなかったりしてしまうのでお子さんにとってとても大切な事だと言えるでしょう。

また、どの遊びも子どもの成長には必要不可欠な経験です。お子さんの性格などで好きな遊びも違いますが、大人がこうしなさいと決めるのでなく「今はこの遊びが好きなのね、この遊びで大切な成長をしているんだね」と温かい心で見守ってあげたいですね。

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