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子どもとの関わり

子どもとの約束・ルール・決まりごと

【子どもとの約束・ルール・決まりごと】

東池袋にある池袋東口託児所「つながり」です。今回は「子どもとの約束・ルール・決まりごと」についてです。
皆さんの家庭にもお子さんとの約束事・ルールがあるかと思いますが、全然約束を守ってくれなかったり、保育園・幼稚園ではできるのに家ではやらなかったり、その逆もあったりしてなんで出来ないの?と思ったり、イライラしてしまう事もあるのではないでしょうか。
子どもに約束やルールを身に着けてもらうにはどうすればいいのか、どうすればできるようになっていくのかまとめてみました。

子どもの成長・発達にあっているか


まず初めに約束・ルールを決める時ちゃんと子どもの成長・発達にあっているか考えていますか?
約束・ルールを家庭で始めるのはおそらく3歳前後ぐらいから始める方が多いのではないかと思います。それは3歳前後になると言葉もはっきりしてきて、言葉の意味も少しずつ分かり始め、ある程度の意思の疎通ができるようになってくるからなのですが、ここで一つ落とし穴があります。話しができるからといって子どもが理解しているとは限らないという事です。むしろ言葉を話しているけれど内容までは理解できていないと考えた方がいいでしょう。子ども達は大人の話していることなど周りからの言葉を聞いて覚えますが、それがどういう意味なのか理解できていないことが多いのです。
そんな子どもにいくら言葉で伝えてもうまく伝わりません。だからこそ大人のサポートが大切になってきます。
まずは子どもの身体の発達・心の発達・知能の発達、それらすべてを含めて子どもにあったものなのか考えましょう。

最初から完璧を求めていないか


では実際に約束・ルールを始めたら子どもに最初から完璧にできるように求めていませんか?
大人も新しいことを始めたらできるようになるのに多少の時間が必要になるものですが、大人よりも能力的に未発達な子どもが新しいことを始めるのですからできるようになるために時間がかかって当たり前です。できない事が当たり前なのだと認識しましょう。

褒めるより否定(叱る・怒る・責めるなど)していないか


ついやってしまいがちな事としてこれぐらいできるだろうと大人の目線で考えてしまう事です。大人の基準で考えてしまうとできない事に対してつい怒ってしまうなど否定的な行動をしてしまいがちですが、子どもの立場で考えると昨日よりもたくさん片づけられた、もっときれいにできた、片づけるスピードが速くなった等少しずつ成長しているのです。
出来なかった事を指摘するより、できたことを褒めてあげた方が大人も子どもも気持ちいいですよね。昨日より片づけるオモチャが1個増えただけ、ほんの何秒か早く終わったどんな理由でも良いので褒めてあげてください。昨日と全く同じだったとしても昨日と同じことができたことを褒めてあげましょう。
そしてできない事をできるようになるためには小さな積み重ねが大切です。目標を細かく考えて進めていきましょう。
片付けであればオモチャ1つだけでも片付けられればいいと考えて、それが2つ、3つと増えていきだんだんとできるようになっていく物だと理解しましょう。そして1つ進むのに時間がかかる、昨日できたことが今日できないこともある、3歩進んで2歩下がるぐらいの気持ちで考えていきましょう。

大人がちゃんとサポートしてるか


子どもが新しいことを始める時、最初は特に大人がサポートするように心がけましょう。初めての事をすんなりと子どもができるようになることはかなり少ないです。ですので子どもがどれだけ早く身に着けられるかは子どもの自身の素質や気持ちだけでなく、周りの大人がどれだけ子どもの事を理解しサポートできるかにかかってきます。
ただ子どもに画一的にやりなさいというのではなく、その子がどんなことが得意でどんなことが苦手なのか、その子の頭に残りやすい伝え方は何なのか、その時の子どもの気持ちはどう思っているのか、子どもの成長・発達と合っている事なのか、それら全てを合わせて考えた上でどんなサポートをしていけばその子ができるようになるのか考えてみてください。

大人も子どもと一緒に取り組む、約束事も遊びにして子どもが楽しく取り組めるようにする、周りの大人が全員同じ対応をするなどサポートの方法は様々です。周りに同じ年頃のお子さんをお持ちの方がいるならどうやっているのか聞いてみるのもいいでしょう。また保育園や幼稚園で同じようなことに取り組んでいるのなら、家庭と園で対応を同じにするとより早く身に付けやすくなります。

子どもの手本になっているか

これもサポートの一環になりますが、子どもにやってほしいと思う事を大人はちゃんとできていますか?
片付けのできない親の子どもは同じように片付けが苦手になり、食事の食べ方が汚いと子どもも同じような食べ方になってしまうことがあります。これを直していくには大変な労力が必要です。いくら言葉で伝えたとしても大人の行動があっていなければ説得力がありませんよね。
ですから大人がちゃんと見本になる姿を子どもに見せる事も大切です。
また、叱りつけるなどして無理やりやらせることも子どもがやりたくないと思ってしまい逆効果になってしまいます。大人が“やらせる”のではなく子どもが自分から“やろう”と思えるようなサポートや働きかけをしていきましょう。

まとめ

1:子どもの成長・発達にあったもの
2:できないのが当たり前
3:否定(叱る・怒る・責めるなど)せず、どんな小さなことでも沢山褒める
4:大人がちゃんとサポートする
5:大人が見本だと意識する

以上の事を意識してみて、すでにご家庭でお子さんと約束やルールなど始めている方はいかがでしたでしょうか?今回紹介したことが出来ているか見直してみてください。
そして、まだ始められていないご家庭では始める際の参考にしていただければと思います。
最初から全部をやるのが難しいときは少しずつでもいいのでできる範囲から進めていきましょう。

※その他こんなポイントも心がけるとより子どもが身に着けやすくなります
・どんな小さなことでも出来たことを褒める(少しでも成長しているのが見えたら褒める(1ヶ月前は何もしなかったのがオモチャを1個片付けられた、これも立派な成長。))、問題点に気付かせる(もしくは次の目標を伝える)、次につなげる(子どもにやる気を出させる働きかけ)
・今日ぐらいはやらなくてもいいと妥協しない
・時々は出来たらお菓子を食べる等ご褒美があっても良い
・どんなにゆっくりでも成長している、その早さは子どもによってまちまち、できるようになるには時間がかかると考える

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